LEGACY BLOG

« わんわんミシュラン 鬼怒川温泉 | トップページ | SI-DRIVE 北米走行試験 »

2006年10月31日

欧州走行試験

皆さん こんにちは。 スバルの岡田です。 今日は久々に「SI-DRIVE走行試験」シリーズ。以前オーストラリアの走行試験をお伝えしましたが、本場欧州での走行試験の模様です。

  こんにちは。スバル全車のドライバビリティを担当しております、本井と申します。
SI-DRIVE、3モードそれぞれの味付けはいかがでしょうか?特にIntelligentとSportモードは、ベンツ、BMW、アウディなど、大多数の欧州車と同じように、アクセルを奥まで踏み込んで加速をコントロールできるようにしております。

  これは、長時間、車速を常にコントロールしながら走行し続けなくてはならない状況で、ドライバーの快適性を追求するがゆえの必然的なチューニングなのです。それを実証するために、水平対向6気筒、3000ccモデルは、ヨーロッパでも走り込みを行いました。

  ドイツでは速度無制限(「自己責任」が大前提であることは意外に知られていませんが)のアウトバーンが有名ですよね。3.0Rならではの余裕ある走りで高速車線をリードできるか、はもちろんですが、出力を制限したIntelligentモードでも、標準的な流れに乗って走れるか、しっかり確認しました。

Photo_88_1

  一般道は基本的に、日本では信じられないような狭く、曲がりくねったところでも、制限速度は100km/h。一方、街中では30~50km/hの速度制限がありますから、頻繁に急激な速度変化があるのです。SI-DRIVEなら、普段はIntelligent、加速時にSport♯という使い方がマッチしています。

 Photo_89_1

 どこでもドライバーの思い通りの走行性が得られるよう、スバルのドイツ人スタッフとともにチューニング、確認を行いました。そして仕上げに、卒業試験の意味も込めて、世界の自動車メーカがクルマを鍛え上げるニュルブルクリンクでも愉しく走れることを確かめました。Photo_91_1

  実は当時、各モードの名称は正式に決まっておらず、開発メンバー全員で考えているところでした。走行試験のまとめで、ドイツ人スタッフの1人、トーマス氏が『あえて出力をセーブするのは、とってもIntelligent。真中のモードで、十分スポーティー(=Sport)。そしてレスポンスを追求したモードは、Sport+αのイメージ』と大きなヒントをくれました。

  ドイツから帰国した次の日、本社(新宿)で行われた「ネーミング決定会議」に飛び入り参加!ヨーロッパでの走行イメージとトーマス氏の案を説明し、そこからは一気に3つの名前が決まったのです。ちなみにSport♯は、ピアノの黒鍵の半音上がるイメージと、レスポンスを追求した「シャープな走り」などから採択されました。小さいお子さんでも知っている記号であるというのもポイントでしたね。

  各モードの加速感は、基本的に日本仕様と同じですから、皆さんがお試しになったそのものが、ヨーロッパの味付けなのです。まだ体感されてない方、そんなことも考えながらご試乗いただければ嬉しいです。試乗車はGT系(ターボ)が多いかもしれませんが、MT主流の欧州で鍛えたSpec-B 6MTとブリッピングの気持ちよい5ATとが選べる、3.0Rもぜひ味わっていただきたいですね。

Photo_93_1

2006.10.31 レポート

トラックバック

トラックバックの受付は終了いたしました。長らくご愛顧いただき誠にありがとうございました。

この記事へのトラックバック一覧です: 欧州走行試験:

» SI-Drive ・・・私的考 トラックバック 君の毎日が晴れますように・・・
スバルがレガシィの最新モデルで採用した SI-Drive 自動車雑誌なんかじゃ、評論家によっては絶賛なんですけど、 ECUのセッティングを3種類持ってるって事なんですけど、 これって、結局セッティングを決めかねてる。              ・・・って事にしか見えないのは私だけだろうか。 車作りにおいてのアイデアだと言う向きもあるんでしょうけど、 所詮はオモチャでしょ。プレミアムさなんてこれっぽっちも感じない。 レガシィはいったいどんな車になろうとしてるのか、 本質的な... [続きを読む]

受信: 2006/11/02 22:59:12

ページのトップへ