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2006年7月11日

ボディの進化2

  <ココログ メンテナンスの為 今日は続いて「ボディ編」 車体設計の五十嵐よりの報告です。>

  新しいレガシィで実施した車体補剛は、今までのスバルで最も規模の大きなものと言 Igara えます。設計者自らがビックリするくらいです。しかし、開発当初のPGMの熱心な話により、“そこまでやらせてもらえるなら!!”と、今回妥協無く設計に腕を振るいました。

  今回のポイントは、車体の剛性バランスの適正化による、直進安定性、操縦性、乗り心地の向上です。

 車体の剛性をあらわす指標に“曲げ”や“捻り(ねじり)”がありますが、これらもただ強いだけではダメなんです。

  車体のどこかに弱いところがあれば、必ずその場所で曲がってしまいます(・・とは言っても何cmも曲がるわけでは当然ありません。コンマmm単位です。しかし不思議なことに、人間は運転中にこういう違いを感じることが出来るんです)。

 これまでのレガシィが決して弱いわけではない・・、どこを補剛すれば今以上のレベルUPを実現できるのか・・、この疑問を突き止めるのに、実験部署と一緒に車を走らせ、出した答えがフロント部分の集中的な強化でした。 Body

  車体はいくつかの主要な骨格を別の部品で結合するという複雑な構造です。この主要な骨格の繋がりを強化しました。

  試乗のチャンスがあれば下のような運転をしてみてください。

① 通常の制限速度(40km/h位)で、ハンドルを指1~2本分くらいの角度でゆっくり左右に動かしてみてください。車が今まで以上に敏感に動いてくれるはずです。

② まっすぐな道を走っているときでも、通常、ハンドルを無意識のうちに微妙に動かしているものです。レガシィで改めて感じてみてください。ハンドルをほとんど動かす必要なく、まっすぐに車が進んでいると思います。

Steering 

③ 荒れた道を走る際も、車体が強くなったことで、サスペンション本来の動きが出来、乗り心地がよくなっていると思います。特に扁平率の低いタイヤを履くセダンでは多くの人に体感していただけると思います。

  我々の扱う部品は、エクステリア、インテリアの華やかさに比べると地味ですが、車という商品を根底から支える重要な部品、スバル車に期待される“走り”を司る重要な部品と自負しております。この影の立役者を実際に乗って、動かして体感して戴きたいと思います。

2006.7.11 4代目 D型の進化

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