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2006年7月11日

ボディの進化1

 皆さん こんにちは。 今日からココログのメンテナンスでご迷惑をおかけします。レガシィの進化シリーズ。今日はとても基本であり大切なボディ編について研究実験部の荒井、市澤から報告してもらいます。明日はメンテナンスで更新ができないため、今日 ボディの進化1,2を続けて更新します。

『研究実験編』

Photo_39
  目指したのは、どんな所でも、長く運転しても気持ち良く、そして疲れない全天候型グランドツーリングカーです。

 C型は、テストコースでの180km/h位までの領域は不満のないレベルにはなったものの、ドイツやNURBURGRING(NBR)での200km/h以上の領域で、もう少し安心感が欲しかった。

 特に、雨の夜のアウトバーンでは視界も悪く、ステアリングから伝わってくるインフォメーションだけで走る。また、NBR(ニュルブルクリンク)のAremgergからAdenauer-Forstに行くFuchsrohreなどの指1本から2本分ステアリングを動かす時の応答性を何とかしたかったのです。

 ドイツを中心とした欧州車との決定的な違いはそこにありましたし、そこを改善することで、日本で頻繁に使う50km/hまでの低車速域から、ドイツのアウトバーンでの200km/h以上の高速域での直進付近の応答性が向上することが、解っていたからです。

Nbr_exmhle_1 ニュルブルクリンク

  今回は特にドライバーだけが楽しくてもつまらないのではないか? 同乗者にも快適でいてもらいたい!と考え徹底的に「直進性」と「乗り心地」の両立を追求。特に後席については、小さなお子様(チャイルドシート)+奥さんが乗る光景をイメージして、今までの倍以上は後席の評価に時間をかけました。 

  とにかく【足を動かす】を頭におき、国内外問わず1年中良く走った。季節・天候も問わず。むしろ雪・雨・風の日は喜んで走った。走れば何か掴める、走らなければ始まらない、という強い思いで。(一番成長したのは、車じゃなく開発陣だった気がする。)

  D型の開発では、先行開発で得た知見を使い、北海道やドイツやオーストラリアなどの色々な所を走り回りトライ&エラーを繰り返し、何とか達成手段を見つけることができた。

  しかし、達成手段を見つけてからが大変だった。一言で「改良する」って言っても、お金が無い、時間が無い、本当に良くなるの?などと、ののしられながらコツコツと進めていたが、ラチがあかなかった。

  状況が好転したのは、増田PGMや設計担当者を巻き込んだ試乗会をしてからだ。やはり、目指すものを共有化した時のパワーは凄い。増田PGMの熱心な話により、設計者の心を動かしてくれた。

  <続く>

2006.7.11 4代目 D型の進化

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定期的にスバルのレガシィブログを読んでみたりしているのですが、カタログだけでは伝わってこないレガシィのことが書かれていて、フムフムなるほどなぁ~。と感じさせられることが多々あります。 走りにこだわる・乗って楽しい・過酷な天候でも安心・万一でも安全、などなどレガシィに込められたこだわりは普段、カタログを見たり、Webサイトを見てひしひしと感じてはいるのですが、車を作った人の声が表面まで上がって来ることってあまり無くて知ることができません。そんなこともあってレガシィブログをみてレガシィの知識を蓄え... [続きを読む]

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